マリア・ジョアンの Beatriz

ケペルさんがMIXIの日記に載せてくださった
マリア・ジョアンという歌手(ポルトガルの人)のYou Tubeから
私も愛唱しているChico & Eduの”Beatriz"がありましたので
転載させていただこうかと思います。

MySpaceを最初の方からウォッチしますと、ビョークのようでもあり、
途中、人間ではなく、壊れた蓄音機またはノイズマシーンになっている
ところは、蜂谷真紀さんを髣髴とさせるパフォーマンスもあります。
その何番目かの動画資料から拝借。



曲名: ベアトリス  Beatriz


この曲は、二人の劇場用の音楽プロジェクトの中の作品で
歌詞も音の動きも。なかなか、ニュアンスとしては微妙な線を行っていまして
わからない人にはわからない、しかし、わかる人には堪らないという部類です。

たぶん、ジョビンのルイーザ(Luiza)を念頭にリスペクトして
曲が作られたのではないかと思うのですが、

(Luizaは彼の娘の名前、Beatrizはその母、2番目の妻の名前です)

複雑な感情・複雑な状況に置かれたことのない人には
一体何を言っているのかわからないと思うのですが、
置かれたことのある方にはまさに珠のような作品です。

つまり、理想と現実の狭間で葛藤にあっているが、美しいものを
切なくも忘れたくない、と言った感情の琴線に触れる和音転換です。
メロディーは、その和音転換の中を悠々と、または細やかな足取りで
滑るように渡っていくのでした。


Maria Joao



歌詞をよく顕した、PVであります。
ま、別撮りでしょうけど、このシチュエーションはまさに宙吊り。



ご参考までに、私のお得意の訳詩で歌詞をご覧下さい。


Beatriz(女優・をイメージさせる女性の名前)


ほうら あの彼女をご覧
まだ少女(娘)なのかな
彼女は悲しいのかな
それとも、その反対なのかな
もしかして作り物なのか?まるで絵のようだ


女優の横顔
もし彼女が7番目の空で舞うならば?
彼女がそこを他の国であると信じたならば?
だが、台本のセリフを暗記しているだけなのかも
彼女の人生とは、一体どんなものなのだろうか


ほうら
まるで陶磁器の人形だ
まるでエーテル体だ(気?オーラのこと)
それとも少し頭がイカレているのかな
それともすべてはシナリオ(台本)でしかないのかも


女優の家?
もしかして彼女が摩天楼に住んでいて?
四方をただの冷たく白い壁に囲まれていて?
とあるホテルのの部屋でひっそり泣いていたとしたら?
私が彼女の人生に手を差し伸べることはできないだろうか


そうとも
私を連れて行っておくれベアトリス
私に教えて欲しい。どうやって一体君は
地に足をつけずに歩くことができるのか?
いつまでも、という言葉はいつも儚いものさ

ああ、頼むから言ってくれないか
私の手には数々の危険が一杯なの、と
そしてこう言ってくれないか                          
二人が幸せになるのは危険かもしれない、と


ほうら
彼女はもしかしたら星の一つかもしれない
彼女はただの嘘つきなのかも
コメディ女優としてふざけているだけなのかも
仮に言うなら、いわゆる女神なのかもしれない・・・


女優の人生とは?

ある日彼女は空から切り離されてしまうだろう
それを見た観衆たちは見事な演技、と拍手喝采を送るだけ
もし彼女の頭上を天使が横切ってしまったらどうしよう
今、彼女の人生に立ち入ることはできないものだろうか



作者であるEduのショーです。



この記事へのコメント

2010年03月16日 20:22
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